自己PR「ここだけは押さえておいて欲しい」セルフチェック編
Issue 319
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ October 15th, 2009
Issue 319
CFN|PRESS
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自己PR「ここだけは押さえておいて欲しい」セルフチェック編

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自己PRの目的とは
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皆さんが何かを「アピール」する時、どのようなことを伝えようと思いますか?
例えば、何かの商品を「アピール」する場合は、その「商品の特徴」や
「商品を買うメリット」を上手く伝えることで聞き手の購買意欲をあげることが
できます。就職活動においての自己PRも同様に考えてみましょう。

採用担当者(買い手)に自分自身を売り込むために「皆さん自身の特徴や経験」
「入社後その企業にとって皆さんがどのような働きをすることができるか」を
伝えることが自己PRです。今週のCFN|PRESSでは自己PRの「ここだけは押さえて
おいて欲しい」ところをお話します。そして次回の「サンプル編」では実際に
例を見ながら改善点を解明します。

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自己紹介との違い
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一般的に就職活動以外で「自己紹介」というと、名前や大学など客観的な事実を
紹介する、と受け止められることが多いと思います。自己PR は自己紹介の
ように、名前や大学など客観的事実だけで終わるのではなく、ある経験を通じて
自分がどう成長したのか、どのように頑張って何を成し遂げたか、それによって
何を得たのか、まで伝えることです。簡単に言うと、自分の中身(人間性)を
紹介する、と考えてください。

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基本は自己分析
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皆さん自身がどれほど魅力的な人材であっても、自分自身でそれを理解して
いなければ効果的に伝えることはできません。そのために「自己分析」という
プロセスが重要となります。自己分析に関してはCFN|PRESSバックナンバー
Issue 177 「『自己分析』の素朴な疑問101!」をご参照ください。
https://www.careerforum.net/articles/press/index.asp

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自分でチェックできるポイント
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次に、より良い自己PRを作るためのチェックリストです。すでに手元に自己PRを
お持ちの方は是非リストと照らし合わせてみてください。

■「わたしの強みは○○です」と明記する。

自己PRを読んでいて肝心のアピールが読めども読めども見つからないことが
あります。これでは一体何をアピールしたいのか分かりません。「自己PRを
記入してください」と質問されたらまずは冒頭で「何が自己PRか」答えることが
大切です。だらだらと文章をつなげるのではなく、採用担当者が知りたいことを
簡潔に答えましょう。その上でなぜそう思うのか、事実や考えを述べて説得
しましょう。

■数、「」、固有名詞を使って具体性を表す

数や固有名詞を含むことで読み手(聞き手)にとって、より具体的に受け取る
ことができます。特に「たくさん」や「いろいろ」「さまざま」などという
曖昧な表現は避けましょう。「」を上手く使うことで平坦に見える文章を
強調したり、読みやすく工夫することもできます。また修飾語を加えることで
表現がより鮮明に伝わることがあります。(例えば、ただ「青い空」ではなく
「透き通るような」青い空、や「抜けるような」青い空と表現することで
より具体的なイメージが伝わることでしょう。)

■エピソードが鍵

エピソード、つまり具体例を組み込むことで説得力が生まれます。例えば
「私の強みは○○です」という場合、どのようにしてその○○を身につけたか、
そしてその○○を今後どのようにして活かしていきたいのか、一貫性を持って
説明することが大切です。ここでは、どうしてそれが強みなのかを「納得
させられるかどうか」がポイントです。いろいろなエピソードを中途半端に
書くより、一つでも印象に残る、なるほどと思わせられるエピソードを書いて
ください。

■失敗談でもよいのでそこから学んだことをアピールする

エピソードは輝かしい成功談である必要はありません。なぜなら採用担当者は
「完全無欠な優秀者」だけを採用したいわけではないからです。就職活動全般に
おいて採用担当者が一番みていることは「皆さんがどのような人間で、どんな
経験をし成長してきたのか、そこで得たものをどう今後に活かして行けるのか」
という点です。例え失敗談であっても、失敗をどう乗り越え、何を得たのか、
「この失敗があったからこそ今の自分がある!」と言うことができればそれは
立派な自己PRになり得ます。

■一般論で終わらない、自分にとっての○○とは

「私の強みはコミュニケーション能力です。」皆さんにとっての
「コミュニケーション能力」と採用担当者が考える「コミュニケーション能力」
はまったく同じものでしょうか?この自己PRの核となる部分にズレが生じて
しまうと皆さんの伝えたいことと実際に採用担当者が受け止めることが異なって
しまいます。特に「コミュニケーション能力」や「好奇心旺盛」「負けず嫌い」
などの言葉を使う場合は「私にとってのコミュニケーション能力とは・・・」
「私が思う好奇心旺盛とは・・・」などど自分の定義を明確にし、「自分とは・・・」
と語れるようにしましょう。

■オリジナリティを出す

サンプルや攻略本だけに頼らず自分自身のことばを使うこと。自分ならではの
経験や考え、気持ちの変化を盛り込むことで他の応募者とは異なる
オリジナリティを出しましょう。

■自己PRは経歴レポートではない

多くの自己PRを読んできて一番多く思うことは、その自己PRが「経歴レポート」
になってしまっている、ということです。エピソードや気持ち、成長したこと等
があまり入っていないと事実だけを述べた経歴レポートになってします。
自己PRは履歴書ではありませんので「○○を勉強しました」
「△△へ行きました」「□□を体験しました」という出来事の羅列に
ならないよう注意しましょう。

今週のCFN|PRESSでは自己PRを作成する上で「ここだけは押さえておいて
欲しい」というポイントをご紹介しました。お手元に自己PRをお持ちの方は
ぜひ一度チェックしてください。これから作成される方もチェックポイントを
参考にして取り掛かってください。次回は具体的にいくつかの自己PRサンプルを
使って良い例、改善点などをお話します。

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