社会人の先輩に聞く!職場から生の声をリポート【第二弾】
Issue 296
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ April 30th, 2009
Issue 296
CFN|PRESS
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社会人の先輩に聞く!職場から生の声をリポート【第二弾】
某大手旅行会社ニューヨーク支店で営業として働くSさん

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前号に引き続き、社会人の先輩に聞く!職場から生の声をリポート【第二弾】
をお送りします!今週のCFN|PRESSでは留学生の志望業界の中でも人気の
旅行業界で営業として働くSさんのレポートをご紹介します。Sさんは主に
営業として電話、Eメール、ウェブサイトを通して頂いたお問い合わせを
実際に予約につなげる仕事をされており、今年で入社2年目です。職業柄
圧倒的に女性の方が多い職場で、活気に満ちた雰囲気の中で日本からの
お客様だけでなく、色々な国のお客様と対応する機会があるというSさんの
留学当時から今のキャリアに至るまでの経験談や営業と言う職種の醍醐味、
後輩の皆さんへのメッセージをお届けします。

■Sさん=======================================================
業界: ホテル・旅行
職種: 営業
職務内容: 予約セールス
職務経験年数: 2年
勤務地: 米国ニューヨーク州
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質問 1. 今の職業に就くまでのキャリアパスを教えてください。

大学での専攻はツーリズム/ホスピタリティなどと直接関係するもの
ではなく、教育でした。旅行分野の知識は浅くても、面接では異文化理解や
大学で多国籍の方々とのプロジェクトの経験を強調したことが、採用に
つながったと思います。ただ、振り返ってみると、営業として数字を扱う
ことが多いので、知識や経験があれば、より良かったのではと思います。

質問 2. 旅行業界で営業になるためにはどんな方法がありますか?

この職種に限りませんが、アメリカで就職口を探す場合、ローカルな情報
(アメリカでのキャリアフォーラム、日系情報誌、人材派遣会社等)を常に
チェックし、専攻とは直接関係しなくても興味があれば、自分なりに接点を
見つけ出し積極的に応募していく方法が一番だと思います。私の場合は
ニューヨーク勤務が希望でしたので、ニューヨークで行われているキャリア
フォーラムに参加し、採用されました。

質問 3. 営業として仕事をする上でのやりがいを感じるのはどんな時ですか?

やはり、お客様の役に少しでも立てた時です。家族旅行として何ヶ月も
前から計画され、ご自分でも綿密に予定を立て無事にご旅行を終えられ
素晴らしい思い出になったことを聞くと大変嬉しく思います。中には、
お礼や季節の手紙をお送り下さる方もいらっしゃいました。

質問 4. また、大変なことは何ですか?

自分のミスによりお客様にご迷惑をかけた時はもちろんのこと、怒りの
電話を受けた時の対応です。例えば、航空会社やホテルはオーバーブックを
する時があるので、予約していたはずの部屋がない、席がないとお怒りの
電話を受けることがあります。パニック状態の中で、まずはお客様の怒りを
静めるためよい聞き手になり、そして何が問題なのか、今の状況下で何が
ベストなのかを明確にし、問題解決のためホテルや航空会社に電話で
交渉します。よい聞き手になり問題点が何かを明確にし、同僚、上司に
報告、連絡、相談を上手く出来るようになることは、仕事上のクレームの
電話の対応、対処だけでなく人生の色々な場面で役に立つスキルが
得られると思います。

質問 5. これからのキャリアビジョンを教えてください。

旅行全般の知識だけでなく、ビジネスカスタマーサービスの知識、経験を
増やし、より多くのお客様のお役に立てるよう努力をしていきたいと
思います。特に旅行、ホスピタリティの専攻ではなかったので、航空券、
ホテル、レンタカーの予約の際に必要になる予約システム(SABRE,
Apollo等)の知識と経験を増やすのが当面の目標です。

質問 6. Sさんのように旅行業界を目指す留学生にアドバイスをお願いします。

ホスピタリティは華やかなイメージを持つ方が多いと思いますが、実際は
それだけではなく、季節によっては残業をし細かい作業をする時も多いです。
旅行が好き、人の役に立つのが好きな人でないと続けられないと思います。
ただ、努力した分、代えられないことも多いのも事実です。
就職活動頑張って下さい!

■CFNより■■■

Sさんにとって「営業」という職業はお客様と直接関わりを持つ分、お客様の
喜びや感謝の気持ちをダイレクトに受け取ることもできれば、逆に不満や
怒りを受け止めなければならないこともあります。しかし大変な中でも、
「よい聞き手になり問題点が何かを明確にし、上司に報告、判断を上手く
出来るようになると、仕事上だけではなく色々な場面で役に立つと思います。」
と語るSさんからは、「営業」としてのプロ意識、精神的なタフさが
感じられました。

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