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海外での就職は、日本の就職活動のように「一定の時期に同じ境遇の学生が一斉に就職活動」という型にはまっていません。その分、多様な就職活動の方法があり、また多様な職種があり、それはリスクであると同時に可能性でもあります。以下に海外で就職を決めた先輩たちの体験の例を挙げましたので、参考にしながら、海外で働くにおいてのリスクと可能性の両方について考えてみましょう。
リスク
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海外で合法的に働くにおいての一番大きなリスクといえば、ビザの問題です。ビザは、海外に住む限りついてまわる問題で、労働ビザを持っていない日本人留学生は、その国の人々と同じ土俵に立って就職活動することは難しいでしょう。わざわざビザスポンサーをしてでも採用する価値のある才能・能力・専門性を持っていない限り、日本人留学生の主な武器は「日本語」となります。 特にビザの申し込みの際には、専攻に関連した仕事や日本語を使う仕事でないと許可が下りにくいのが現状です。
日本人留学生を現地で積極的に受け入れている企業・団体は全くないという訳ではありませんが、その国の人達の雇用機会に比べると、圧倒的に少ないことも事実です。予想以上に反応の少ない就職活動経験をする覚悟が必要です。
可能性
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海外で働くことは容易いことでは決してありませんが、そんな環境下でも自分なりのキャリアを積んでいる日本人は大勢います。また、実に幅広いキャリアのステージで活躍しています。リスクがあっても海外で働く意義というのは、やはりこの多種多様な職種の可能性にあるのでしょう。うまくいけば、日本でも人気が高く就きにくい仕事やエントリーレベルでは考えられないような仕事に就くこともあり得るのです。
こんな職にも日本人が!
- Financial Analyst - 米系投資銀行にて日本株をアメリカの投資家に勧める
- Sports Reporter - 日系の新聞社でメジャーリーグベースボールで活躍するスポーツ選手のリポーティングを務める
- Tax Consultant - 米系会計監査法人にて日系企業相手の会計サービスを提供する
- Project Manager - 現地社員の工場監督を日系自動車メーカーにて担う
- Executive Secretary - 日系企業で社長秘書を担当する
- Marketing Director - 3大ネットワークテレビ局でアジア系マーケットへのマーケティングを担う
- Sports Trainer - マイナーリーグベースボールで選手のトーレーニングを管理する
- Sales Manager - ワイナリーからワインを日本へ輸出する
- Travel Partner - 日系旅行代理店での外国人向け日本行きツアーパッケージをコーディネートする
- Simultaneous Interpreter - 国連会議での同時通訳を担当する
- Wine Specialist - オークション・ビジネスでワイン価格の鑑定を行なう
- Store Manager - 有名ブランドバッグ専門店店長
- Assistant Vice President - 信託銀行にて経営企画を手がける
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海外で働くというと華やかに聞こえますが、しかし、その陰には人並み以上の努力と苦労があるはずです。今のキャリア、そして生活があるのはどんなことをしても自分の夢を勝ち取ろうという強い意思を持ち続けることができたからでしょう。そして、海外で働いている多くの日本人は、自国にいる時には感じたことのない危機感を持っていることも事実です。
なぜなら、家族や親戚、友人達と離れて1人で海外で暮らすことは、想像以上に大変で孤独なものだからです。どんなに安定した仕事を持って暮らせていけても、ふとした時に『なぜここまでして1人で頑張るのだろうか』『いずれは日本に帰ろうと思っているけれど、どのタイミングにすべきなのか』『いざ帰ると決めても、日本に自分の居場所はあるのだろうか』そんなことを考えてしまうからです。
心配事を抱えることがあるとしても、何の不安もなく平凡な毎日を過ごすのは物足りない、海外で自分を試してみたいと思うのであれば、先輩達の歩んでいるキャリアからヒントを得ながら模索してみるといいでしょう。きっと可能性が見えてくると思います。
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